担当:柳澤潤准教授、粕谷淳司准教授
非常勤講師:手嶋保(建築家)
助手:Yap Minwei
TA:高桑健(M2)
2021年11月12日(金)「デザインスタジオⅡ」第6週目の授業が行われました。提出前最後のエスキスになります。学生は1/20で図面と模型を作りスタディを行ってきました。詳細な図面を描いてきた分、先生方からは細かな質問や意匠と構造の兼ね合いのチェックなど厳しくご指導いただきました。

1/20模型があることで具体的な空間イメージ、壁や屋根の厚みなどを確認することが出来ました。仕上げがどうなっているかまで表現している学生はいませんでしたが、その分精度の高い図面が多くありました。エスキスでは断面図の描き方と構造の考え方についてのアドバイスが多く見受けられました。基礎の厚みや柱の位置など、単純なことではありますが住宅を支える部分の考え方はとても重要です。構造と意匠をどのようにかみ合わせていくのかなど考えなければならない事が具体的になってきました。時間は残り少ないですが詰めていきましょう。

先生方からは
・課題への回答や提案の新規性も大切であるが、今まで学んできた構造設備を含めた建築の基本的な作法を統合して設計すること
・改めて過去事例から学ぶ
・自分の提案と類似するものを見て構造寸法がどうなっているのか確認すること
・設計主旨(コンセプト)とデザイン(図面や模型で表現していること)が合致しているかどうか再確認すること。
とアドバイスを頂きました。
エスキス後は手嶋講師のもとに学生が図面について質問を行っていました。積極的に吸収して自分の知識を増やしてほしいと思います。
来週は最終提出になります。頂いたアドバイスをもとに図面と模型をブラッシュアップして提出に臨みましょう!
TA:高桑