担当:柳澤潤准教授、粕谷淳司准教授
非常勤講師:手嶋保(建築家)
助手:Yap Minwei
TA:高桑健(M2)
2021年11月5日(金)「デザインスタジオⅡ」第5週目の授業が行われました。1人ずつ発表形式でエスキスを行いました。中間発表で頂いた講評をもとに学生はこの一週間でそれぞれスタディを進めて臨みました。

前回からプランを変えてきた人や屋根の形状に悩む人など、同じ課題でも案の方向性は多様でした。内部を計画することも大事ですが、外構のデザインや隣接する住宅に対しての応え方はまだ試行錯誤が足りないように見受けられます。また、丁寧に手入れされた既存の庭を意識した開口部を作っている案が多いですが、住み手は窓辺で何をして過ごすのか、縁側なのか椅子なのか、天井が低いのか軒はどれくらい出ているのかなど生活の一場面を具体的に想像することで、しかるべき空間の寸法と素材の計画にたどり着くのではないでしょうか。

エスキスでは
・平面図だけでなく断面図を描きながら考えること
・記号化したものを貼るのではなく一回手書きで書いてみること
・場所に対してシンプルに考え、周りの環境に対して素直に応えること
・家具の置き方をよく考えること
とアドバイスを頂きました。
エスキスは残り1回です。とにかく手を動かして図面は書き込み、模型の表現など具体的に考えていきましょう!
TA:高桑