2022.7.1(金)
2022年7月1日 金曜日、「デザインスタジオⅠ」の第10回の授業がありました。
荒川さん:フードロスのための食品加工、農業体験施設、レストラン、果樹園、畑などを配置
道は100ⅿグリッドを基準に設計
〈講評〉グリッドをベースにし、車道歩道などに分けていくことや、身体スケールで把握できる100ⅿを敷地に当てはめて、空間の大きさを理解し、進めていくことはよい。
線を道の線とするのではなく、別の物に置き換えて進めていくこともよい。
黒柳くん:引き続き、スポーツとアートの場所として、円形跡地にプログラムに沿った構築物を配置。
ゾーニングの上に、新たな歩道のレイヤーを入れる。
地面のテクスチャーはゾーニングと関係なく、貫通していくように、芝生、アスファルトなど、歩きながら変化していくように配置する。
〈講評〉 目的のために来るだけの場所ではなく、アート×スポーツや水×スポーツの新しい豊かな活動や人の動きを提案できる場所があるとよい。
地形を彫り込んだり、盛ったり広場の中に様々なレベル差がある。円形に置くプログラムと地形の関係、そこでの見え方を考える。
アートの展示の仕方、台をおいて展示するのか、地形に刺さっているのか、アートへの触れ方、知識を刺激するような設えがあるかもしれない。空間とアートが対峙した経験ができるとよい。
レイヤーを整理し、より丁寧に、地形、水辺と人のアクティビティを繋げるようなデザインができると良い。
陳くん:中心に人が集まる広場を作る
農業体験施設、商業施設、遊戯施設
前回の設計と比べてどちらにしようか悩んでいる
〈講評〉明確な街のデザインが見えづらくなった。骨格がしっかりしていた分、いろんな領域を横切る商業施設への高揚感があった。スポーツ施設に関するプログラムを入れ、ゾーン同士で関係性を作っていくこともできるのではないか。

村瀬君:日本のニュータウンの高齢化課題について調査→1階を開くバーや本屋とする。
横浜市のニュータウンの調査を踏まえ、人口密度の低いニュータウンで作られる戸建て住宅を配置し、3階、2階建ての1000人規模の住空間の設計をする。
交流が生まれるような対流する庭を作る。
都市の一部にある小都市ではなく、中庭の一部に都市がある、考え方で設計する。
〈講評〉配置のルール化、車道、バス通り、駐車場などの計画をする。中庭はどうゆう状況なのかイメージを沸かせる。1000人の集合体のあり方、周りの地域との関係、敷地の中や住戸間、集落間の関係を考える。
村田君:ヴェネチアのフォリーを各島の水辺の沿いに配置する。
水を循環する仕組みを取り入れる
〈講評〉フォリーの配置計画の意味が何かあるのか、プログラムもサッカーコート、体育館、更衣室のみならずその他ものも具体的に決め、設計をしていく。
モビリティはどうなるのか、具体的に車、歩道、自転車の道を分けるデザインを考える。
水辺と広場、フォリーの関係をつくる。
俯瞰して設計するのではなく、体感をイメージして設計する。小さいスケッチを積み重ねる。自分で把握していく。

来週が最後のエスキスとなります。感覚的に線を引いており、スケッチになってしまっているので、寸法を当てて、図面を描きあげてきましょう
TA 長橋