担当教員:柳澤 潤准教授、粕谷 淳司准教授
助手:Yap Minwei
TA:関 拓海(M2)
2022.12.16(金)第11回の講義では第2課題の中間発表が行われました。1/1で製作してくる学生や、実際想定している素材を利用して製作してくる学生がおり、とても面白い中間発表となりました。

数名の学生の作品を紹介します。
黒柳くん
有孔ボードの折りたたみL型無人販売所の提案。段ボールを持ち運び組み立て始めるところからすでにプレゼンテーションが始まっており、とても面白く可能性の感じる作品でした。1/1の段ボールで製作したことで、高さ1600mmで十分であることや、折り畳みの棚が意外と少ないといったことなどを発見しており、とても意味のあるモックアップとなっていました。先生方からもこれからに向けた多くのアドバイスをいただくことができていました。
陳くん
竹を使い、三浦から見る富士山を切り取った無人販売所の提案。電球まで取り付け、1/5で竹をふんだんに使い模型を作り上げてきていました。野菜のありがたみを感じさせる無人販売所となり、実際に置かれる風景を連想させてくれる発表となりました。先生方からは、粕谷研究室で初年度のKoyartで製作した作品と合体したものにしてみてはどうかといった提案がありました。
村田くん
コインロッカー型の無人販売所へのアンチテーゼのような提案。先週に比べて箱、壁、屋根の3要素になり多くなり、模型のクオリティからも細部まで考えられたものとなっていました。先生方からは四角いフレームをコンセプトに考えていくデザインのほうが良いかもしれないといった意見がありました。販売所の先に見える三浦の景色をフレームで切り取り、窓辺のふるまいのようなかたちで野菜と対話する無人販売所になるとよいかもしれません。

次回は年明けの1/6になります。この設計密度を維持しながら、年末年始それぞれ制作を進めていきましょう。
TA:関拓海