担当教員:柳澤 潤准教授、粕谷 淳司准教授
助手:Yap Minwei
TA:関 拓海(M2)
2022.12.9(金)第10回の講義では第2課題のエスキスチェックが行われました。
先週のエスキスを受けて、さらに三浦のリサーチを深める学生、実際に想定している素材を利用した模型を製作してくる学生など、受講生の熱がこもったエスキスチェックとなりました。

その中からいくつか作品を紹介します。
黒柳くん
合板を折り畳み、1人でも展開できる簡易的な方法で作ろうと想定している無人販売所の案。簡易性は高く評価され、毎年開催するKoyartでのイベントの際、大掛かりなものをみんなで展示するのではなく、1人でシュールに準備ができ、販売するものであってもよいのかもしれないといった意見が出ました。野菜を陳列する際の野菜の売り方、あるいはそのふるまいに検討が今後必要になってくるでしょう。
村瀬くん
棒軸を起点に回転する無人販売の案。ストロークが長く、構造上考えるべき難易度が高くなっている一方で、村瀬くん自身のやりたいことが明確に表れている提案でした。模型の立面からも遠くから気になるしつらえとなっており、とても可能性を感じる提案でした。今後は、難易度の高い構造の検討、回転性やストロークの長さが安全なものとなるとよいでしょう。

来週は中間発表になります。先生方からいただいた意見を参考にしつつ、三浦野菜のための無人販売について考えていきましょう。
TA:関拓海