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第12回 第2課題 エスキス11 <デザインスタジオ1>



2022.7.8(金)


  2022年7月8日 金曜日、「デザインスタジオⅠ」の第12回の授業がありました。


荒川さん:100ⅿ×100ⅿのグリッドに道を配置。敷地内に中心を北東にずらしたつぼ型地形にする。

     主要道路は円形状とし、建築は中心を敷地の中点から北東にずらす。建築の中に道路が貫通するように配置しする。

 〈講評〉敷地全体の断面図を描き、地形を理解する。

     1haにどれほどの産物ができるのか、農業の規模感を知る。

     駐車場や水路、あぜ道なども丁寧に設計する。

     プランニングの平面化、断面図、模型などにアウトプットする。

 

黒柳くん:アートとスポーツを分けずに点在させ、アートとスポーツを同時に体験できる場所にする。

     車道、塗装された歩道、塗装されていないアートどうしを繋ぐ道の3種類の道を作り、アートのエリアとスポーツのエリア、建築、地面のレイヤーを重ねる。

     中心におかれる建築は、洞窟の様な空間にし、ランドアートとしての場所を作る。

〈講評〉 人のレイヤー、自然のレイヤーなど、非人間主義な空間を求めて生まれるレイヤーを考えることもいいのでは。

     点在させるアートも、アーティストに頼るのではなく、自身で設計し、その集大成として中心に建築が場所の姿があってもいい。

     タイトルにアートを入れるか、公園と入れるかで場所の第一印象が変わる。

     他の物が円形であるのに対し、中心に来る建築は四角形で、その設計根拠が気になる。


陳くん:平面計画のブラッシュアップをし、バス、車、自転車の行き交い方を再度考える。

    同心円状の中心には噴水を設け、地域の人が散歩をしたり、昼食を食べたりできる場所にする。

    車の騒音を避けることを踏まえ、外周には野球場や、サッカー場、広場を設ける。

    商業施設を村のように分棟配置とする。

〈講評〉商業施設同士の移動をどうするのか、橋を渡った後の風景、道を歩くときの風景、位置関係を考えてみるといい。

    なんとなく描かれている駐車場・島などを具体的に設計する。

商業施設がメインになるような着色・図面表現をする。

    

村瀬君:中心に向かって窪地型する。

    中央の広場に道を設計、その周りに集合住宅、敷地が檻とならないようにする。

    敷地内の車道率を増やし、バスは地下化する。

〈講評〉リアリティーを持って設計すること。スケールは1:50でも1:500でも表現しやすいスケールでいいので、図面化する。

   

村田君:4つのレイヤーを重ね合わせる設計。

運河のレイヤー:水の割合と地形の高低差から設計

    広場のレイヤー:50000㎡分の広場を運河に沿わせる

    道のレイヤー:幹線道路を2本交差させる、中央には駐車場、運河に沿うような小道のレイヤー

    植物のレイヤー:幹線道路の騒がしさを防ぐ

    大小異なる5つのスポーツ施設と雨どいと東屋が重なるようなフォリーを設計する。


   重ねた上で、「何をやりたいか」主題を伝えれるようなプレゼンを作る。

  「なぜ、いまスポーツ公園なのか」「なぜ、いまヴェネチアの密度感なのか」「なぜレイヤーで重ねるのか」を伝えれるようにする

   幹線道路の断面や水辺の断面を考えるように、建築までもっていく。


77haという広大な敷地の中に、生き生きとした空間の設計をし、美しい図面表現にしてアウトプットしましょう。


TA 長橋


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