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第4回 都市の成り立ち・第一課題発表・エスキス3 <デザインスタジオ1>

2022.5.13(金)


 2022年5月13日金曜日、「デザインスタジオⅠ」の第4回の授業がありました。

3週間行っていた、都市のリサーチ・考察の発表を行いました。


荒川さん:ブラジリア(模型化)・チャンティガール・金沢文庫

都市の選択事項を「都市の住空間」、「大きな道路」を基準に、身近な地域である金沢文庫と、オスカー・ニー・マイヤーによるブラジリア、ル・コルビュジェによるチャンティ―ガールを選択。

各都市によって、森・広場・庭などの緑の配置の違い、住戸同士の距離などの違いを考察。

     ブラジリア・チャンティガールが失敗作といわれる原因の類推、考察が必要。

黒柳くん:バルセロナ・NYセントラルパーク(模型化)・コペンハーゲン

     都市交通について、バルセロナの道路幅と歩道幅の比率やコペンハーゲンのBike Friendlyシステムなど調査。セントラルパークの車の高低差など微地形に注目。

人口密度など数量的な分析が必要。




陳くん:蘇州・台北(模型化)・池袋

    自身に身近な商業都市を選択。

地上部分に駅のある、高さ509ⅿの台北101を調査。

    人口密度、駅の利用率、図面における緑化率などの調査と考察が必要。

村瀬くん:アムステルダム・幕張・オスタマルム(模型化)

     集合住宅を囲んで中心にある中庭、庭・道路・道の関係をダイアグラム化して分析。 

村田くん:ラヴィレット公園(模型化)・ベネチア・メルボルン

     チュミのラヴィレット公園に対し、「人間の街/ヤン・ゲール」で挙げられているベネチア・メルボルンと比較し考察。

都市空間を水辺・広場・フォリー(教会など)にレイヤー分け、分析。

    その他の都市要素を図面に落とし込むことが重要。

    広場であるラヴィレット公園と都市を同列に比較できるのか、など


 

次回は今回の調査、エスキスを踏まえて考察を深め、そのうえで設計のエスキスとなります

 リサーチ情報は集めることができていても、設計に向けての考察が不足していたことが印象的です。

先生からの講評を踏まえて、考察を重ね、模型を完成させるなどのブラッシュアップをし、次回のエスキスのための準備を始めることが大切です。


TA 長橋


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