2022年4月22日金曜日、「デザインスタジオⅠ」の第3回の授業がありました。
今回のエスキスでは、各々3都市を選択し、調査・考察したものの発表が行われました。
荒川さん:ブラジリア・チャンティガール・金沢文庫
集合住宅の区画を軸とし、調査。
都市計画の意図を探るためにも、要素をフォーカス・取捨選択しながらリサーチ、アウトプットすることが必要。
黒柳くん:バルセロナ・NYセントラルパーク・コペンハーゲン
各都市の俯瞰図・気候・歴史・都市計画などの調査。
断面図を描き、都市空間を理解することが必要。
陳くん:蘇州・重慶・池袋
3D化し都市を立体的に立ち上げて考察。
図面の打ち出すなどをし、寸法感覚を身に着けながら分析することが必要。
村瀬くん:アムステルダム・幕張・オスタマルム
ストリートビューを用いて都市を歩く疑似体験をしながら考察。
商業・住居などの都市要素の分析・アウトプットが必要
村田くん:ラヴィレット公園・レッチワース・リバプル
設計者の都市計画手法の調査。
デザイン思考論も含めて都市分析をすることが必要。


人口密度や緑化率などの定量的な調査はもちろん、街路樹の大きさや植われ方が分かるようなプロットや、周辺との比較の定性的な調査、オフィス・商業・住居など都市要素の整理などを引き続けること、「何に着目して、都市から学ぶか」のテーマを各自で決めたうえで比較をすること、断面図を作り高さ関係の調査をすること、が総評で上げられました。
次回は3都市の図面を含めたボードと、そのうちの1都市の1:1000の都市模型を用いて発表します。
様々な都市情報を集めながらも、取捨選択をしながら、美しい図面の絵を描き上げましょう。
TA 長橋